社会福祉士の受験には18の分野をまんべんなく勉強しなければなりません
働きながら受験する方や、卒論や就職活動のかたわら受験勉強をする方は多いのではないでしょうか
限られた時間の中で、合格するには効率的な学習することが必要です
私自身、、実際に勉強を始めることができたのは10月に入ってからでした
本試験の2月の第1週の日曜日まで、約4ヶ月
受験資格を得るために通信課程を受けました
20万円の費用と有給休暇を8日も使いました
だから、落ちるわけにはいかない・・・
絶対に受かる!それも合格基準点を発表まで気にしてヤキモキしたくない。間違いなく受かる!と確信できる点数をとって、横綱相撲で合格しよう!と決めました
結果的には合格基準点が89点のところ、プラス20点の109点(150点満点)取れ、安心して合格発表を迎えられました。
その経験から、社会福祉士の国家試験合格のための効率的な学習方法をお伝えしたいと思います。ただし、学習時間が学生並みに取れる方や、暗記が得意な方は参考にならないと思います。私のように、並みの学力で、働きながら受験する方が対象です。
1 2月の本試験日から逆算して計画を立てます。
ポイントは、12月初旬の模擬試験で合格基準に達すること。
「12月までに合否は決まる」といっても過言ではありません。
社会人は受験勉強だけに時間を費やすことができませんので、12月の時点で合格レベルに達していないと、逆転はかなり難しくなります。直前期はみんな勉強するので、差がつきにくいのです。少なくとも横綱相撲で合格は難しくなると思います
12月の模試で合格基準に達していると、精神的に有利に直前期を迎えられます。あとはウィークポイントの克服と、基本事項の徹底を繰り返すことで、落ちる要素がなくなります
2 テキストと過去問集を1冊決めて、手を広げない
いろんなところから出版されています
王道は中央法規でしょうか。私はケアマネ試験で馴染みのあったユーキャンにしました。
手にとってみて、自分の目で見て、しっくりくるものをそれぞれ1冊ずつ買いましょう
過去問集にすべての知識を書き込んで、何回転も回すのです。紙質にもこだわります。紙質が良い→書いたり消したりがしやすい→読みやすい→覚えやすい ということです
大事なことは、基本テキストと過去問以外には手を広げない、ということです
たくさん揃えたけど、どれも中途半端で、自滅するパターンの多いこと・・・
不安になると、暗記マスターとか、穴埋めチェックとか、一問一答とか、よく出る人物、予想模試とか、手を広げて安心したくなります。
その気持ちはよーくわかります
増やすのなら、用語辞典とか、図解とかで要点整理がしてあるもの
それをサブ教材として活用する程度
しかし、テキストや過去問レベルでの熟読はしません
インプットした知識を、アウトプットして、本試験で得点できるレベルにまで達するには、繰り返す時間が必要です。
そのためには、教材を最も有効なものに絞って、それだけを繰り返す「選択と集中」がキモとなります
曖昧な10の知識より、確実な1の知識の方が、得点に結びつきます。